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概要

本部・支部だより

第53回バンテリン東海クラシックを観戦しました

2023.10.02

春の和合ゴルフクラブで開催される中日クランズに次いで、秋の東海クラシックが三好カントリー倶楽部で開催されました。決勝ラウンドの最終組は木下裕太―15、星野陸也―14、金谷拓実―13で18番ホールを迎えましたが、星野選手がピン奥2ヤード弱にベタピンに付け、木下選手は安全にグリーン真ん中にやや逃げました。星野選手がバーデイをとるとプレーオフが想定されましたが外し、木下選手が安全にパーにおさめて決着しました。

テレビで観戦された方もいらっしゃると思いますが、まれにみる「ナイスゲーム」でした。星野選手のラインはこれまでに数名の選手がややフック気味にライン取りをして同じように外していました。やはりプロには同じラインに見えるのでしょうね。心情的には37歳で10歳年上の木下選手に優勝させたい気持ちで観戦していました。

看板選手の石川遼選手及び現時点での賞金王の中島啓太選手の2選手が予選落ちしました。

東海クラシック ポスター

当コースでラウンドされた方もおられると思いますが、そのくらいこのコースは難コースです。特に名物の16番ショートホールは左にひっかけると崖の下に落ち、上げるだけでも大変です。数年前に11打打った選手もいました。

バンテリン東海クラシックの賞金明細及びキャデイ費用

(1)   優勝等華やかな事が話題になりますが、東海クラシックの賞金(賞金総額1,1000万円)がどのくらいなのかをご紹介します。
優勝:2,200万円、準優勝:1,100万円 3位:748万円
(注)男子プロの場合、優勝は賞金総額の20%、2位は10%、3位は6.8%と決まっています。
10位:288万円、20位:139万円、30位:77万円、40位:51万円、50位:30万円、65位(最下位):24万円

(2)   キャディ費用
帯同キャデイの場合は1週間(1試合)で10万円から12万円が相場で、予選を通る通らないにかかわらず発生するが、上位に入った場合は賞金の5~10%を支払う。又ハウスキャデイの場合は日当が1万円から1万5千円が相場。なおこれらの他に1万円のエントリー料、ゴルフ場での飲食費等が掛かるので、1試合の経費は帯同キャデイで40万円相当掛かります。全試合に出場すると40万円×25試合で1,000万円の経費が掛かる事になります。又専属のコーチやトレナーがいるとその分の交通費・宿泊費・報酬が加算されるので超人気選手は1試合100万円相当の経費が掛かります。

120名相当が出場し、概ね半分が予選落ちになり、そうなれば収入はゼロなのでキャデイ費用・交通費・宿泊費・食事代等がまるまる赤字になります。一見華やかな世界ですが、その果実を受けているのはほんの一握りでは無いでしょうか。やはり優勝は出来なくても最低10位以内に入らないと、金銭的には大変では無いかと思われます。プロはどの世界でも甘くはないですね。

(寄稿者 名古屋支部 横山 忠)